「カナダに行くからにはTOEICのスコアを取って帰ってきます、と元上司に約束したんです。これで胸張って帰れます!」
職業:5年半銀行で勤め、退職してカナダへ。
過去のTOEICの経験:なし。英語の試験というものを受けたことがない。
TOEICで高得点を取りたいと思った理由と、最初の目標点数を教えてください。
Sumika: 実は日本で会社を辞める時に、「カナダに行って何するの?」とか言われてて、「カナダに行くからにはTOEICのスコアを取って帰ってきます。」と約束したんです。目標スコアは800点と言っていたんですけど、当時TOEICのテストがどんなものかもよく分かっていなくて、初日のテストの結果を見たときには無理だと思いました・・・(苦笑)
最初の予定よりも大分長い滞在(計1年半ほど)になってしまったんですけど、これで胸張って帰れます。
99Instituteへの通学を決めたきっかけは何だったんでしょうか?
Sumika: カナダに来てすぐに出会った友達が99(99Institute)に通っていて、話しを聞いて私も行きたいと思いました。
日本語で学ぶ環境に抵抗はありませんでしたか?
Sumika: 全然なかったです。カナダに来てすぐESL(語学学校)に6ヵ月通っていたんですが、これまで全然英語を勉強してこなかったので、ビギナークラスからのスタートで、最初は時計の読み方や曜日、アルファベットの歌などを授業でやっていました。その後レベルが上がって過去進行形とか現在完了形とかを学び出したんですけど、理解が難しい文法を英語で何度説明されても全然分からなくて・・・でもよし先生に説明してもらったら1分で理解できました。時間を無駄にするくらいなら、ある程度英語が分かるようになってからESLに戻った方がいいと思いました。
日常生活で英語力の変化を感じる場面はありますか?
Sumika: はい。職場や出先でカナディアンと話すときに、99の出る単がすごく出てきて、言ってることがちゃんと分かるようになりました。住んでいるビルに貼ってあるNoticeとかも読めるようになったし、Netflixを見ていても分かることが多くなりました。
学校・授業の感想をお教え下さい。
Sumika: モモセ先生(文法担当)は、本当にすごい。土日解いた問題で分からない文法があって悩んでいて、月曜日に学校で先生に聞いたら1分で解決したり。文法はモモセ先生のプリントだけやってれば絶対大丈夫です。模試じゃなくて授業の復習が大事。わたしは何度も3ヵ月分のプリントをやり直しました。
よし先生(上級の単語・五文型・長文担当)の授業は本当に楽しくて、2ヵ月間(1ヵ月目はよし先生の授業なし)笑いっぱなしでした。99来るならよし先生の授業(上級のみ)は絶対受けてほしいです!もうお昼休みっていう時間にもう1個長文解かされたりして、「もういいよー!」とか思ったりしてたけど(笑)、そのお陰で長文のスコアが伸びました。単語も類語をたくさん教えてくれるのでありがたかったです。
アリス先生(リスニング担当)は、なかなか褒めてくれなくて(笑)いつも「甘い、甘い」と言われていて、でも、その傍らいつも気にかけてくれて、アリス先生には色々聞きやすかったですし、テスト前に先生から言われた、「シンデレラストーリーにするんだよね!」という言葉が力になりました。
さゆり先生(初中級の単語・五文型・長文担当)の授業は1ヵ月目だけだったんですけど、最初の時にあえて厳しくしてくれて感謝しています。あのとき優しくされてたらだらけていただろうし、「悔しい」という思いのお陰で伸びました。
放課後はどのように勉強していましたか?
Sumika: 初日のクラス分けのテストが学校で最下位だったので、最初は本当に悔しくて、先生も誰も褒めてくれないし、リスニングで点が上がっても、「惜しい」とかじゃなくて「甘い」って言われるし(笑)、「完璧にしなきゃだめなんだ」と思って、模試を借りて1日〇ページ解くとか計画を立てて、学校が開いている20時までは絶対残って勉強してました。
単語はアプリに登録(音も出るやつ)して覚えて、リスニングのパート1によく出てくる名詞は曖昧に理解していると引っかかるので、Googleの画像検索でちゃんと写真を見て確認するようにしていました。長文に出てくる単語は、よし先生が類語をたくさん言ってくれるので、それで覚えていました。
モモセ先生の文法のプリントでは常に文型を取って、リスニングのスクリプトも、長文(宿題になったやつのみ)も必ず文型を取っていました。分からない所は先生に聞いて、正確に意味を取れるようにしていました。
リスニングは3ヵ月間毎日欠かさずディクテーションをしていました。パート1は正解したやつも全部ディクテーションして、パート2はリスニングが速めの模試(41とか)をずっと聞いていたら、普通のリスニングがゆっくり聞こえてくるようになりました。パート3・4はスクリプト見て、文型取って、単語をアプリに登録して、スクリプトを見ながらすらすら音読できるように練習しました。正解した問題も全部、授業の問題はすべてやっていました。帰宅中もパート3・4を聞いて、問題は見ずに、答えを自分で考えて声に出して、家に着いた後確認していました。2ヵ月目からは先読みの練習もしていました。
今TOEICの勉強をがんばっている在校生へアドバイスがあればお願いします。
Sumika: クラスのみんなで頑張るという雰囲気が大事だと思います。TOEICって個人プレーのイメージあったんですけど、クラスメイトが「みんなで点数上げよう」「みんなで平均点上げよう」という雰囲気を作ってくれて、わたしも頑張れました。3ヵ月目に中級クラスから上がってきた人たちの勢いがすごくて(笑)、チーム戦にしよう!とかアイディア出してくれたり、普段の会話でも意識して出る単を作ったりして。良いライバルを持って、お互いに刺激し合いながら頑張ると良いと思います。
これからどのようにこのスコア・英語力を活かしていきたいですか?
Sumika: キャリアチェンジしたいと思っています。がんばります!
ありがとうございました!驚異の540点アップ・・・!2ヵ月目に初級クラスから上級クラスへ上がったときは、急激なレベルの変化に始めは大変そうでしたが、「悔しい」をバネにがんばったからこその結果ですね。次の目標はキャリアチェンジですね、良いご報告がいただけることを楽しみにしています!!